試写会『WOOD JOB!(ウッジョブ)〜神去なあなあ日常〜』
三浦しをんさん原作の『WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~』の試写会へ月曜日に行ってきました。
ロケ地となった三重県の入浴剤ももらいました☆
実は書籍の映画化ってほとんどの場合苦手な私です。
特に原作が好きであればある程、映画化されたものに満足できない事が多いのです。
イメージを自分で作りすぎて、頭が固いのかもしれないですけどね!
とにかく映画館では観たくない派!今回は試写会に当選したんで、ドキドキしながら観に行きました。
結果からいうと、この映画面白かったです!良い!
細部は原作と違う部分がちょこちょこあるのですが大枠が合っているので、原作が好きでも違和感なく見られました( ´艸`)
映画で一番驚いたのが優香さん。
邦画をほとんど見ないので、彼女が演技しているところを初めて見たのですが、とっても上手!
激しい気性の女性役が見事にはまっていました。
*あらすじ
大学受験に失敗し高校卒業後の進路も決まっていない勇気(染谷将太)は、軽い気持ちで1年間の林業研修プログラムに参加することに。向かった先は、携帯電話が圏外になるほどの山奥のド田舎。粗野な先輩ヨキ(伊藤英明)のしごき、虫やヘビの出現、過酷な林業の現場に耐え切れず、逃げようとする勇気だったが……。
東京出身・東京暮らしをしていた少年しかも自然にも林業にも興味がなく、パンフレットに写っていた女性に一目ぼれして研修プログラムに参加した勇気。
あまりの駄目っぷりに苦笑。
でもちょっとずつ馴染んでいく姿が良いです。
彼の気持ちの持ちようが変わって行ったり。
私的には、久々に書籍の映画化で当たりな映画でした:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
試写会に当選して良かった!!!
*以下ネタバレあり 主人公の勇気は現実にいそうだけどいたら苦手なタイプ。
軽いし適当だし敬語使えないし・・・イライラします。
でも彼がちょっとずつ変わっていくのが分かって、最初が最低だからか応援したい気持ちになれました。
特に、高校時代の友人が山に来た時に、最後で山側の気持ちに立つところなんてよくやった!って親の気分。
脱線しますが、高校時代の友人(大学浪人になった段階でふられた昔の恋人)が大学に入って、スローライフとやらに憧れて勇気のいるところに友人達と「体験したいの!」とやってくるのですが、自然を愛する私たちカッコいいと陶酔しながら、心の中では山暮らし・田舎暮らしを馬鹿にしている感じが、現実のそういう人たちを見事にデフォルメされていました。
田舎出身としてはそういう人たちを見ると鼻で笑いたくなるんですけどね( ´艸`)
自分は住めないけど、好き!という人は良いのです。大歓迎!
週末に遊びに来たり、自分の望むように満喫すれば良いですよね。
でも心の中で見下している人は、いくら言葉で「田舎っていいよね、憧れる」と言っていても、透けて本心が見えてしまう物ですよね。
話は戻して、林業については本よりは詳しくは無いです。
本では学校には通わず、最初から実地訓練だったのでより詳しい記述あり。
でも、本で読んでいた事が、映像化でされて見る事によってより分かり易かった。
紐の使い方とか、枝の切り方とか。
木と木の間隔とか。
最後の大祭の場面。
原作ではご神木に乗って麓まで行くのですが、映画では乗らないのでクライマックスの盛り上がりをどうするんだろって思っていたけれど、ロープに引っ掛かって勇気だけ神木と共に落ちて行くって(笑)
本の終わり方と同じで、勇気となおきさんは決定的な言葉でくっつくわけではないのですが、きっと・・・♡と思わせるのがまた良かったです。
また時間を置いて観たい映画でした☆
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