Friday, October 16, 2015

断捨離失敗だけど結果良し


断捨離失敗だけど結果良し


箪笥の整理で出た着物たちの一部を和裁の先生のお茶のお弟子さんにお譲りすることになりました。
小学生~中学生のお弟子さん方なので可愛い柄が良いだろうと数枚用意。

最近の小学生も成長が早くてほぼ私と身長が変わらないので、肩上げだけすれば着られちゃうとか!
平成生まれってすごいですね。

昨夜は教室に2枚持っていきました。
さっと先生にお渡ししてレッスンに入るはずが、着物好きが集まる和裁教室。
あれよあれよと着物を広げて着物談議に突入。

この八掛けの色が流行った時代があったのよと1枚目の昭和初期の綸子の訪問着
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肌色のような色でどの表地の色にもよく似合い、胴裏との境目も表にひびかないので重宝した色だとか。
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確かにどの色にも似合いそうな色をしています!

・分かった事は、縮緬も今では作られなくなってしまった縮緬ということ
・前身ごろに刷毛でさっと描いたような模様があることで何歳になっても楽しめる柄ということ
(そこが苦手だったんだけど・・・むしろ良いポイントになるとは!)
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・広衿を着安いようにバチ衿風に縫われているから、外せば少しふくよかになった時でも対応できること
・合わせる帯はモダンな柄が似合うということ

結果として「子供にはまだもったいない!」と私のもとに戻ってくることになりました。
いろいろ話を聞いて着たい欲求が高まったのでまず自分で着たいと思います♡

さて2枚目。
こちらは姉が持っていた父の友人から譲られた訪問着。
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化繊ですが、正絹風の風合いと胴裏が正絹という着物。

・胴裏が正絹のためザブザブと洗えないけれど、裾と袖を洗ったり表面を水ぶきできること
・袖は洗うことを考えてぐるっと縫われていること
・白っぽいモダン系の帯か黒系が似合うこと

どちらにせよ数回着たらどう?と数回着たらこの子はお弟子さんに譲る予定でこちらも我が家にお戻し。

教室帰りに思い鞄を抱えながら「あれ、断捨離失敗?」と苦笑いしました。
でも自分の着物に関して分かったことが多かったので良しとします。

この着物たちを着る機会が早く巡ってきますように!



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