イブラ・ワ・ハイトでの戦利品♡

イブラ・ワ・ハイトでの戦利品♡


土曜日に行ったアースガーデン＂秋＂で購入したイブラ・ワ・ハイトの刺繍達。

素敵な刺繍作品を買えて、縫い手のシリア人の女性達はもちろん、生地・糸等基本的に全て現地調達なのでその面での援助にも繋がる一粒も二粒も嬉しいお買いもの。



くるみボタンと刺繍4枚

刺繍の左下には縫った女性の名前が縫われています。
私が選んだものは偶然にもヒンドさんとノハーさんの２枚ずつ。

カラフルでどれも素敵です。

女性の顔に体が蛇というモチーフはシリアからトルコにかけてのユーフラテス川流域に古くから伝わるモチーフで、母親が子を守るためにこの姿になったという神話を元にしたものだとか。



翼を広げた鳥の刺繍も同じく古代の神話をモチーフにしたもの。
縫い手の色彩感覚でカラフルになっているので、とても可愛らしい出来栄えに。







この刺繍を上手く縁取りして帯を作りたいと思っています。
素敵な作品になりますように！


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先取りハロウィン＠六本木

先取りハロウィン＠六本木


日曜日の夜に友人と先取りハロウィン♪
六本木で大きなハロウィンパレードがあったから、駅や道にもハロウィン仮装をした家族連れや若者がたくさん！見ているだけでも楽しいけど、やっぱり参加したいイベントです( ´艸｀)
*パレードには参加してません

去年は白雪姫で可愛らしい系キャラだったので、今年はしっかりゾンビ系のハロウィンを楽しみました♡

ゾンビ花嫁です♡
普段着ワンピースに黒、青、紫系のアイシャドウで汚れ感を付け、血糊と弾丸の後でリアリティーをプラス！

友人は和風な花魁系幽霊に。

別の友人が持っていたベネツィアで買った仮面をかぶらせてもらったり！

インパクト大と周りから怖がってもらえたので大成功でした♡


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代々木公園のアースガーデン”秋”へ

代々木公園のアースガーデン”秋”へ

２４日の朝は代々木公園で開催していたアースガーデン”秋”へ行ってきました。
クラフトフェアでオーガニック系の商品や食べ物が盛りだくさんなイベント！
外国のフェアトレードな商品も多くありました。

テントが沢山あって活気がある場所にテンションはウナギ登り。
まずは、お目当てのイブラ・ワ・ハイトのテントへ。
ここの商品を実際に見たくて来たんです！

紛争で難民にならざるを終えなかったシリア人女性達を針と糸で収入の道をひらく支援をしているイブラ・ワ・ハイト。（イブラ・ワ・ハイトという言葉も針と糸という意味のアラビア語。）

シリアの首都ダマスカスに現在も住んでいる女性達、国外の難民キャンプにいる女性達が縫ったカラフルな刺繍の作品が見られました。
興味深かったのが、イスラーム以前からある土着の宗教をモチーフにした刺繍があったこと。
物語性のあるモチーフは贈り物にも最適ですね！

アラブ関連のイベントに行ったこの日の着物は駱駝帯がポイント。

自分自身でできることが小さすぎてがっくりきますが、自分のできることからひとつずつシリア支援をしていきたいです。

この日に手に入れた戦利品はまた次回アップいたします。


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ウールのアンサンブル完成

ウールのアンサンブル完成


仕立てあげる前はウールのアンサンブルなんで着ないかもという気持でしたが、いざ仕立て上がって見ると言葉もなく感無量です。

夏に一番気合いを入れて仕立てた小千谷縮よりも正直嬉しくなりました！
生地の厚さに苦戦して、針を何本か折りながら仕上げたのも達成感につながったのかもしれません♡

2尺1寸5分と羽織のみで見ると短いけれど、着てみると太ももあたりまであります。


同じ生地なのでアンサンブルとしてきても、短さはあまり気にならないかな？

あとは羽織紐を着けたらいつでも着られる状態です！

11月に友人達とウール＆紬のお気楽着物遊びをするので、その日がこの子のお披露目かな。
虫食いに気をつけつつ長く楽しんでいきたいです♪



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蜃気楼のような紬への道＠和裁

蜃気楼のような紬への道＠和裁


麻の着物が終わったら紬の単衣
先生から許可が下りたのが7月の事。

それなのになぜかウール単衣・羽織をすることになり、それが後少しで終わる前々回に次こそ紬の反物という話になったのに・・・・

おそらく今日終わるであろう羽織の後にまた羽織を縫うことになりました。
現れては消え現れては消える紬のお仕立ては蜃気楼のようです(｡＞0＜｡)

11月には仕立て始められるかしら。
インシャアッラー（神のみぞ知る）

今夜の教室で現在仕立てている羽織が終わる予定なので、次の羽織の反物を家の箪笥から探して見つけたのが黒地の反物。



黒に赤ですがきつくなく、大人っぽくもアリ可愛らしい感じにもなる反物です♪

さらにこの子、嫁ぎ先が決まっております♡

本当は自分で着たいのも山々ですが、自分用の羽織＆道行＆コート類は十分持っているし、収納も無理！！！という時に募集をかけたら広尾でつまみ細工教室　花びらをされているみなさんが快くもらって下さることに。

自分以外の方に仕立てると思うと、より慎重になるので上達できるチャンスな気がします( ´艸｀)
みなさん、ありがとうございます♡


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＊着物本 養蚕と日本の絹

＊着物本　養蚕と日本の絹


日本の養蚕事情と日本産の絹や反物に関しての本を２冊読みました。



中谷比佐子氏著

きものという農業―大地からきものを作る人たち/三五館

長町 美和子氏著

天の虫 天の糸―蚕からの着物づくり/ラトルズ

着物＝日本
だけど、着物＝日本産の絹では無いんですよね。

私が６歳ごろまで住んでいた山梨の小さな村では屋根裏部屋で養蚕している人が多く、母も当時手伝いに行っていました。
「蚕さん」「蚕さん」とよく話しに出て着ていたのを覚えています。
馴染みが深かった分、日本全体で養蚕がどんどん減っていることいも気が付かなかった。

『きものという農業』は農業というと食物と思ってしまう狭い嗜好を広げてくれ、また2007年当時の養蚕、麻、綿などの状況、ただ育てるだけでなく大地の重要性などを分からせてくれる本でした。

日本産絹が存亡の危機というのは聞いていたけれど、綿が自給率０％ということも知らなかった。
綿製品が好きだしよく着ますが、日本産おいうのも見るけます。
でもそれって日本で仕立てれば日本産とかけるからくりもある。

数日前に読んだ梨木香歩さんの『からくりからくさ』でも登場人物の一人が紬などの手仕事がどんどん失われていっていると書かれた文章を読んだ直後だっただけに連動して深く考えちゃいました。

からくりからくさ (新潮文庫)/新潮社

2冊目の『天の虫　天の糸』ではプラチナボーイと呼ばれる雄の蚕さんからだけとった絹糸の開発とそれを使った染色や紬の職人さんの話が読めます。
伝統を踏襲しつつ現代に寄り添った新しい形を模索する職人さんたち。

着物好きの一人として、良いものを作っていく職人さんたちの労働環境が向上し、価格競争で値段を下げるのではなくいい物を適正な価格で取引できるような環境を作っていく着物好きになりたいです。

まずは現状を知るところから。
現状を打開しようと頑張っている職人さんを応援するところからはじめたいです。



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羽織完成まであと１歩！

羽織完成まであと１歩！


宿題で羽織の襟先が完成しました♡

衿がちゃんと垂れるようにどっしりとした重みのある衿先です！

付け方の名前を鉄砲付けというそうで、縫いあがった後に鉄砲のように引っ張ると襟ができているという寸法です。

縫い終わり図↓


写真↓中央の渦になったような場所を引っ張ると綺麗な衿先が出来上がっているんです！

不思議な縫い方でまるで魔法のよう！

和服の縫い方って全てに無駄が無く本当にスゴイです。
緻密な計算の上にできあがっていて、どこも無駄にすること無く、解せば違う物に作り替えることができる。
縫えば縫うほど素晴らしさにうっとりします。

完成まであと１歩と思うと嬉しい限りです♡♡

ただこの衿付～衿先作り、本当は今日室内で終わっていたはずの箇所。
昨夜の和裁教室は今日で終わるんじゃないかなとい淡い期待を持って向かった教室で敢え無く玉砕した私です。

敗因①教室に到着して先生自作の松茸ご飯＆お弟子さんお土産しば漬けを頂く

敗因②先生が衿付けの表裏を間違える

敗因③チェックしてもらう段階で先生に電話がはいりチェックが遅れる

もろもろの時間のロスでなんと授業終了時には、昨夜のレッスンスタート時と全く同じ状態になってしまった私の羽織。。。そんなー。(´д｀lll)
敗因②が大きかったけれど、敗因③で戦死絵のチェックが遅れたのがまたさらなる悲劇につながったというか。

ということで居残りして、宿題で今日できるはずだったところまでできるように針付けまで見てもらいました。
１度ほどいて同じことをすると大分覚えられますね！

帰宅してすぐに宿題をやったので、忘れることなく！そしておそらく間違えることなく衿先ができました♪
そして、衿先を引っ張り出す感じがとても楽しい( ´艸｀)

か・い・か・ん♡

はまっちゃいそうです～


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着物de浅草花やしき

着物de浅草花やしき


晴れた日曜日には浅草花やしきへ行ってきました。
日本最古の遊園地として知られる花やしきにずっと行ってみたいと思っていたので、行けて幸せ♡

狭い敷地をぐるっと円を描くようにアトラクションがところせましと並んでます。

日本に現存する最古のローラーコースターは一昨年還暦を迎えた６２歳！
それ以外の遊具や園内の飾りはノスタルジック～な雰囲気。

分からないとは思いますが・・・スカイシップという船の遊具に乗っているところです↓



全面がキラキラしている遊園地もいいですが、好きですこういう雰囲気♡

この花やしき小さい割にはお化け屋敷系のものが４か所もあるんです！
普段なら絶対に入らないけれど・・・入ってみましたお化け屋敷。
それも３か所！

歩く系のお化け屋敷には着物を着たお化けもいて、どんなのを着ているかな～とまじまじと見てしまったり、大満喫できました。

怖いのが嫌いな方でも楽しめるお化け屋敷です！



この日の着物は

ハロウィーンを意識したオレンジが蜘蛛の巣のように張り巡らされたチョコレート色のお召し
格子柄の祖母の帯
抹茶色の帯揚げ
芥子色の帯締め

来週末はハロウィンですね。
今年こそ「あ、ハロウィン」と分かるような小物を取り入れたいと思います！！



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お太鼓に柄が出ない帯のなぞ解き

お太鼓に柄が出ない帯のなぞ解き


代官山へいってきました。
滅多に行かないし、オシャレなお店と人が多くいて落ち着かない街ですが、この日の目的は楽しいランチ＆きもの屋さんなので意気揚々と向かえました♪

歩く大和撫子のような、和の辞典のような友人の行きつけのきもの屋さんは代官山駅から少し歩いた住宅街の中にあって、落ち着いた雰囲気の中じっくり見られる場所でした。

目的だった反物は見つからなかったけれど、いろいろ掘り出し物があって見ているだけでウキウキしました。
自分が着ない系統でも見ているだけで楽しいですよね♡

この日の着物は姉から譲り受けた縮緬の着物。


この時に締めていた名古屋帯、どうやって結んでも柄がお太鼓位置に出ない不思議な帯。

「表面には出さずお太鼓の中だけで柄を楽しめる帯なんじゃない？」

友人からこう言われて納得。
目から大きな鱗が落ちた気分です！

奥ゆかしい帯だったんです、この子！
そういう目線で見てみると、見れば見るほどそういう帯に見えます。

締めた写真はないのですが、こんなお太鼓

チラリと見える柄

この帯にとことんシンプルな着物に合わせて、自分だけの隠れたオシャレをやってみたいです♡

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ワンピース作りでステップアップ

ワンピース作りでステップアップ

先月友人とワンピースを作るワークショップに参加しました。

自分で作ることは何回かあったけれど、ちゃんと本職さんに教えていただくのは初めて。

初心者でも簡単！というワンピースを作りながら基礎的な事を実地で教えてもらうと、本では分からないポイントがたくさんありました。

和裁もそうだけど印付けは大切だし、縫い始める前の準備を正確にすればするほど綺麗に仕上がるワンピース。

基礎って大切だなと改めて実感。

大雑把でせっかちな性格なので、速く速く前に進みたいという欲求が強い自分を反省しました。

出来上がりはこちら！

色違いのワンピースの出来上がり！

ファスナーが付いていないとは思えない素敵な仕上がりで大満足でした♡

この型紙で違う布でもワンピースを作りたいな～。

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断捨離失敗だけど結果良し

断捨離失敗だけど結果良し


箪笥の整理で出た着物たちの一部を和裁の先生のお茶のお弟子さんにお譲りすることになりました。
小学生～中学生のお弟子さん方なので可愛い柄が良いだろうと数枚用意。

最近の小学生も成長が早くてほぼ私と身長が変わらないので、肩上げだけすれば着られちゃうとか！
平成生まれってすごいですね。

昨夜は教室に２枚持っていきました。
さっと先生にお渡ししてレッスンに入るはずが、着物好きが集まる和裁教室。
あれよあれよと着物を広げて着物談議に突入。

この八掛けの色が流行った時代があったのよと１枚目の昭和初期の綸子の訪問着

肌色のような色でどの表地の色にもよく似合い、胴裏との境目も表にひびかないので重宝した色だとか。

確かにどの色にも似合いそうな色をしています！

・分かった事は、縮緬も今では作られなくなってしまった縮緬ということ
・前身ごろに刷毛でさっと描いたような模様があることで何歳になっても楽しめる柄ということ
（そこが苦手だったんだけど・・・むしろ良いポイントになるとは！）

・広衿を着安いようにバチ衿風に縫われているから、外せば少しふくよかになった時でも対応できること
・合わせる帯はモダンな柄が似合うということ

結果として「子供にはまだもったいない！」と私のもとに戻ってくることになりました。
いろいろ話を聞いて着たい欲求が高まったのでまず自分で着たいと思います♡

さて２枚目。
こちらは姉が持っていた父の友人から譲られた訪問着。

化繊ですが、正絹風の風合いと胴裏が正絹という着物。

・胴裏が正絹のためザブザブと洗えないけれど、裾と袖を洗ったり表面を水ぶきできること
・袖は洗うことを考えてぐるっと縫われていること

・白っぽいモダン系の帯か黒系が似合うこと

どちらにせよ数回着たらどう？と数回着たらこの子はお弟子さんに譲る予定でこちらも我が家にお戻し。

教室帰りに思い鞄を抱えながら「あれ、断捨離失敗？」と苦笑いしました。
でも自分の着物に関して分かったことが多かったので良しとします。

この着物たちを着る機会が早く巡ってきますように！

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結婚式記念日ディナーへ

結婚式記念日ディナーへ

一昨日、１３日は結婚式を挙げた記念日。
平日だったけど、主人と披露宴をした場所へディナーに行きました。

仕事を定時に切り上げて、早着替えで着物にチェンジ！

菊と紅葉の小紋にしました。

父の友人のから譲り受けて１度も袖を通してなかったこの着物。
模様と良い、色合いと良い今の時期にピッタリです♡


写真は無いけれどシノワ＆フレンチのコラボディナーで大満足。
入籍してからも式を挙げてからもあっという間な２年間。

これからも穏やかに仲良く過ごしていきたいものです♡



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何でもない日の着物

何でもない日の着物


週末に久しぶりに現代ものの着物を着ました。



黒地に円が連なっている柄のこの小紋は実家のお世話になっている方からいただいたもの。
８０代半ばだけど、背も高く大変お元気。

背がとても高いから胴のあたりで違う布を足してある着物です。



ジーンズに白シャツというシンプルな格好の主人が自分に合わせたコーデをしてみてというので考えたこのコーデ。
主人とのバランスがとても良くてしっくりきました♪

・紺よりの黒字の小紋
・キューバの自作帯
・カーキ色の三分紐
・大島の端切れで作った帯留
・抹茶色の帯揚げ
・五山桐の簪を根付に



最近、継いである着物の方法や、その日に着た着物の仕立ての美しさが気になってすっかり和裁の虫と化しています( ´艸｀)



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