Sunday, January 11, 2015

晴れ着で東洋文庫



晴れ着で東洋文庫



昨日から駒込にある東洋文庫にて開催しているイスラーム展へ行ってきました。






東洋文庫は若き日の父が勉強に通っていた場所だったらしく、母に話したら研究者じゃないのにどうして行ったの?と心底不思議がられ…娘も勉強しているんです!!!とがっくりきました。



good designにも選ばれている館内はここなら住めると思えるほど素敵。



所狭しと貴重本が並んでいます。



まずは、ちりめん本の展示。

ちりめん本とは縮緬のように加工した和紙を使用した本でその風合いがガラス越しにもわかる!



花咲か爺さんや桃太郎、馴染みのない松山鏡など日本の昔話が英訳されてちりめん本になってました。



それにしても、右端のthe story of Hana sakashi jijiって。最後、ジジ(笑)



さてイスラーム展。

イスラム教のことや、イスラム教圏の民俗・生活などを展示してありました。



これはカイロの街角。



100年単位の昔の本なのに、街並みがほとんど変わっていないという素晴らしさ。

シリアにもこんな街角がたくさんあって、歩くだけで大好きでした。



羊革に書かれて婚前契約書や、賃貸契約書なども。








卒論で読み込んだアラビアンナイトもありました。







アッラーの99の御名をアラビア書道で書いたものとパシャリ。


松の訪問着に丸帯をしています。



本の部屋と友人。


柔らかな梅の訪問着が美しい彼女にぴったり!



洋書と着物って似合いますよね♡



まず遠く知らないことも多いイスラム教。テロや紛争でどうしてもマイナスイメージが強い。でも私たちが知らない時代に科学や学問が驚くほど発達していた地域です。



より多くの人に知ってもらえると嬉しいなと改めて思った展示でした。



最後にアラビア語の諺を一つ。



知恵を求めよ たとえ(遠い)中国であろうとも



日々、勉強に励みます!





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