365日のシンプルライフ
フィンランドの映画をみてきました。
シンプルライフ…
ある意味、好きなことをシンプルライフに満喫しているから、シンプルライフを全うしてます。
でも、365日のシンプルライフで言っているのはそういうことじゃない。
主人公は彼女に振られた寂しさを埋めるように、どんどん買い物をして気がついたら物で溢れた生活をしている26歳。
欲しい物は全てあって、足りない物は何も無い。
でもある日、満ち足りた生活をしているどころか、自分が物に振り回されていると気がついたことをきっかけに、ある実験をすることを決意する。
それは、自分の持っている家具から食器、電化製品、衣服に至るまで、全て貸し倉庫に預け、一日一個だけ倉庫から必要だと思う物を取り出して行くこと。
究極のシンプルライフがここにありました。
初めは一糸まとわぬ裸からスタートして、ツーブロック先の倉庫まで途中で拾った新聞紙で身体を隠しながら走る。
最初に取ってきたのは、コート。(冬だったから)次は靴。
生活必需品から少しずつ少しずつ倉庫から持ってくる生活で、初めは次は何を取ってくるかということを楽しみに一日を過ごしていくけれど、そのうち何を持って来たいという欲がなくなっていく。
この自分で決めたルールによって、自分に向き合って、自分にとって大切なものや価値観を考え直していく主人公に共感できる。
さすがにここまで思い切ったことはできないけれど、自分の生活もシンプルにしたいなと思わせる作品でした。
都内で上映しているのは、渋谷のオーディトリウム他。
物に支配されない生活を送りたい方にオススメです☆
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